今までは手描きのラフをスキャンしてペンタブでペン入れしてたけど、ここ最近はペン入れまでアナログ。ま、最終デジタルなんに変わりはないけど。
なぜそういうこと考えてたかっていうと、
一つは自分が考えているイラストの方向性として
綺麗なラインで小奇麗にまとまったデジタルイラストを描きたいわけじゃないんでそのほうが必然かなと。
もう一つ、こっちのほうが差し迫った問題やったんですが、デジタルでペン入れしてると手の負担が年々ひどくなって長時間の作業が厳しく、
手のなんて言うんやろ?小指のちょい下、チョップする面?瓦割る面?ココがめっさ痛くなる。
こうなると作業スピードが低下して効率悪くなるし、握力も低下してひどいと箸でモノを掴むのもダメ。
あとモニタばっかり見てるんで目の負担も大きい。
そういう負担を極力減らす意味で出来る範囲でアナログ化するのもありかなと。
まぁ、前々から考えてはいたけど基本めんどくさがりやし
なにかと手数掛かりそうなんでなかなか本腰入れて実行出来てなかったんですが、
石川雅之氏のペン入れustを見て実行のキッカケを得ました(笑)
やってみて思ったことはまず描いてる感をより感じる!
んで肝心の身体的な負担は、少しマシ(笑)
線引く距離が短い、回転しやすい、負担が減るので
ペン入れ速度は少しUPしたけど効率は少し悪くなるんで結果作業時間はたいして変わらん(汗)
でもなんていうかデジタルでペン入れすると簡単に描き直せるんで
無意識に綺麗にしてしまいがちになるけど
アナログやといろんな意味でラフになっちゃう部分とか絶対あって、それがなんか好き。
最終的にはデジタルなんでどっちにもよせれるしこの選択はよかったかなと。
まぁ、何でどうやろうがレゲエを聴きながらの作業が一番ノってきますね!(笑)
ペン入れやらアナログの使用ツール
- kuretake 筆ごこち
書き心地ベスト。一番使うのがコレ。
最近インク流量が多めに感じるので漏れと乾きの遅さが難なんで
ペン入れにはあまり向かないけど落書きやざっくりスケッチ用で主力。 - zebra 筆サイン[中字][細字][極細]
それなりに綺麗でしっかり細やか。
筆ごこちよりインク漏れにくいのでペン入れでは今のところ主力。
売ってるところが少ないのが難。
てか、これの極細どこで買ったんやろ??
ストック買おうと思っても近所で売ってない。。。 - 呉竹 筆ぺん かぶら55号
強弱つけやすいのでラフな感じで描くのに向いてそう。
染料なのが・・。これの顔料系あれば最強になるかも。 - ぺんてる筆(顔料インク) 中字 極細
まさに筆。ある意味最強。 - pilot drawing pen 0.1, 0.3, 0.5 / copic multiliner sp 0.1
ミリペンは共に色が薄いのが少々難。
細部のペン入れ時に使用 - 筆と墨汁
ほとんど使わないんでホームセンターで売ってる適当なの。
ぶっとい筆の線がいる時や割り箸で描くときのために。 - アイシー 漫画原稿用紙 110kg A4
ペン入れ用。
にじまないって聞いて使ってみたけど、まぁ許容範囲。
基本的にデジタルと比べたらダメっすね。
ただ、ちょい厚めなんでその点でアリ。 - オキナ project paper A4サイズ 5ミリ方眼
主に仕事の時のラフ用。
オリジナルの場合はクロッキー帳やコピー用紙に描くことが多い。 - マルマン クロッキー帳 S161, SS, SL
S161, SSは落書き用。最近はSSが主力。
アイデア出す時は面積広いほうがいいので
マインドマップとかアイデアスケッチ用としてSL - MAXONトレーサーLP A4
ライトボックス。ペン入れトレース時に必須。
追記 2010.10.16
zebra 筆サイン極細、ダイソーで売ってるの発見!
ちょっと前にネットで10本セットで買ったんですけど。。。
追記 2010.10.29
ミリペンでもう少し濃いものを追加。
Staedtler pigment liner 0.1, 0.2
他のミリペンより濃いけど若干にじみやすいかも。
あとちょっとだけお高い。